平成11年10月28日発行

北区オフィス町内会通信

 

 代表世話人の峯でございます。日頃は、北区オフィス町内会にご協力いただき厚く御礼申し上げます。お陰様で11月からは17事業所で巡回古紙回収を実施することとなりました。これはひとえに皆様方のお力添えのたまものと心から感謝いたしております。

中日新聞に載りました

 ご覧になりましたでしょうか?直前説明会の様子が中日新聞に掲載されましたね。(資料参照)当日は取材へのご協力有り難うございました。その取材時に中日新聞飯尾記者から「古紙を集めることが目的ではなく、リサイクルした再生紙を会員自身が利用して循環型社会を実現するのが目的ではないか」という発言がありましたが、この点については私も気になっていました。どうしたらいいかな...

地域循環ペーパー

 10月18日にオフィスリサイクルネットワークの理事会が開催され、私もオブザーバーとして出席してきたのですが、そこで「地域循環ペーパー」の事業について報告がありました。これは、我々が回収した古紙で再生された封筒・コピー用紙・トイレットペーパーを斡旋しようとするものです。オフィスリサイクルネットワークの会員は会員価格で優待販売が受けられるようです。古紙100%A4コピー用紙の実勢価格は2,500枚(500枚×5パック)で2,000円程度らしいので、斡旋価格も1,900から2,000円程度に設定されそうです。ちなみに当社が宅配ディスカウントから購入している価格は1,600円ですからちょっと高いかな?引き続き情報が入り次第お知らせします。

機密書類とシュレッダーダスト

 オフィス町内会で回収できない機密書類については、専用の機材や車両を持つ回収業者をご紹介することができるようになりました。いずれにしてもシュレッダーでカットした紙(シュレッダーダスト)は回収できませんが、お気軽に峯までご相談下さい。シュレッダーダストも再生するという業者もあるようですが、現実にはかなり難しいはずです。他の古紙と混ぜて再生するのであれば、シュレッダーダストも30%程度まで混入可能なようですが、無理に再生しようとすると、古紙を水に溶かして漉く過程で残滓として廃液になってしまいます。この汚水が排出されると汚泥となって河床に沈殿することになります。また、シュレッダーダストに感熱紙等が混入していると、古紙再生過程で過熱するときに発色し、再生紙の品質を落とすことになります。まずは「その書類は本当にシュレッダーにかける必要があるのか」と見直すことが必要です。もう少し私も研究してみたいと思います。

静脈産業

 11月17日に「経営者必見 静脈発想で見えてくるこれからのマーケット」というテーマで鶴舞の日本福祉大学サテライトキャンパスでパネルディスカッションが開催されます。(資料参照)資源ゴミのリサイクルを切り口に、循環型社会構築の必要性についての話が聞けるようです。時間は13:30から16:30で参加費1,000円です。

 さて、今月は下記のように回収作業を行いますので、何卒ご高配のほどお願い申し上げます。


回収日時:平成11年11月5日金曜日 9:00より小雨決行

【小雨の時のワンポイントアドバイス】
回収場所に出した古紙の上に、段ボール箱を一つ広げて乗せておくと良いでしょう。
これだけで、かなり古紙を濡らすのが防げます。

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