■北区が活動を開始した経緯

Office町内会 一つ前に戻るこのページを閉じて目次へ戻る

北区オフィス町内会の回収がスタートしました 社団法人名古屋青年会議所では地域の子供を対象とした環境教育事業の一環として、第47年度(1997年)綱島裕明理事長の下「ケナフ栽培における環境教育の導入」というテーマで名古屋市内の小学校3校においてケナフの種まき、育成、収穫、紙漉を行いました。さらにケナフ紙を使用した絵画コンテストを開催し、学校、行政等より大きな反響を得ました。

 その後、このケナフ事業を継続させていくために1998年2月社団法人名古屋青年会議所の有志により「名古屋ケナフの会」が綱島裕明氏を会長として発足いたしました。

 以来、地球温暖化に歯止めをかける救世主として、また木材パルプに変わる非木材紙の原料として、名古屋ケナフの会はケナフの普及および啓発を目的として活動して参りました。

 1999年5月18日に開催された名古屋ケナフの会の勉強会において「ひろめようごみ減量!!今我々が出来ること」と題して、中部リサイクル運動市民の会の萩原喜之代表、中村区新大門商店街リサイクルステーションの山本幸太郎氏、そして東区オフィス町内会の大藪淳一会長を講師にお招きして、ケナフの普及のみならず地域の環境問題に我々が貢献できることはないのかというテーマでお話をうかがいました。3氏の活動に大きく触発され、綱島会長の呼びかけにより市内全区へのオフィス町内会立ち上げを名古屋ケナフの会として積極的に支援していくことが決定しました。

 さらに名古屋ケナフの会では6月25日、7月22日とオフィス町内会立ち上げのための勉強会を2回開催し、現在は区毎に事業所を持つ名古屋ケナフの会の会員が、それぞれ設立準備世話人会を結成して区内の調整にあたっております。

 北区は1999年8月20日に区内の社団法人名古屋青年会議所正会員および特別会員を対象とした説明会を開催しました。この席上、オフィス町内会の趣旨に賛同した出席者から「まず行動ありき」「北区オフィス町内会即設立」を望む声が挙がり、正式名称「北区オフィス町内会」を発足し同年10月1日に第1回のルート回収を実施することが決定しました。また以降の回収は原則として毎月第1金曜日としました。

 第1回の回収には16事業所が参加しましたが、この中には名古屋北法人会事務局も含まれますので、今後は社団法人名古屋青年会議所のネットワークに併せて法人会のネットワークも利用して参加事業所を拡大していく予定です。

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